- 大学生と女子高生のあったかご飯交流
- 主人公の料理スキルはそんなに高くない
- なんでも美味しそうに食べるヒロイン
- ナチュラルに食レポするよ!
- 人懐っこい天然ヒロインが可愛い
- 父娘のような兄妹のような家族に近い仲良しさ
現在1巻まで刊行
1巻感想
簡単な自炊で1人暮らしする大学生夜森夕と、お隣さんのワンコ系食いしんぼう女子高生旭日真昼。成り行きで一緒にご飯を食べるようになった2人のあったかご飯物語。
好き。ヒロイン真昼は花より団子だし、そんな彼女を見守る主人公夕は保護者目線なので、ラブ要素は薄いですが、むしろそれがよかったというか。家庭の事情で寂しい境遇の真昼と交流することで、家族とは何か、ご飯を一緒に食べる他人という2人の特殊な関係性を考えていく、そこに溢れる優しい温かさが好きでした。夕の作るご飯は珍しいものではないのに、真昼の食べっぷりと食レポがよくて凄く美味しそう。お兄さん!お兄さん!と天真爛漫に懐く真昼と、その天然にツッコミを入れつつ優しく受け止める夕の兄妹みたいなやり取りもよかったです。
真昼のお友達兼保護者なツンデレひよりちゃんも好き。基本は主人公である夕の一人称形式で進みますが、ひよりちゃん目線で語られる部分もあって、そこで主人公達を客観的に見れたかなと。真昼との友情も感じられましたし。
イラストもカラー・白黒ともに素晴らしくて、特に登場人物の表情描写が生き生きしてて素敵でした。
大満足だけど、願わくば今後のお話も読めるといいなぁ。