- ファンタジー明治を舞台に、悪魔を払う側だった少年が悪魔になるお話
- バトルあり、ラブあり
- ヒロインは悪魔、美少女お姉さん
- 主人公は13歳の少年
- つまりおねショタ!
現在1巻まで刊行
1巻感想
悪魔祓師の少年、皆無【かいな】。致命傷を負い死にかけた彼を救った腕の無い悪魔の美少女璃々栖【りりす】。使い魔になってしまった皆無と、主の璃々栖が腕を探す明治悪魔祓師異譚。
これは癖にブッ刺さりました!おねショタはいいぞ。
悪魔VS人類という戦いが起こっているファンタジー明治の世界観ですね。漢字の使い方など独特な部分があり、読むのに時間はかかりましたが、キャラクターの性格と言動が好みに刺さりすぎて全く苦に感じませんでした!いや、本当によかった。
主人公皆無の方言混じりな話し方が、可愛かったです。環境から甘えられなくて、背伸びしながら頑張ってるのが健気可愛かったです。とにかく可愛い。終盤にかけては、むしろカッコいい男の子になっていくのもよかった。
璃々栖は最初のお姉さん然として皆無を翻弄しながら楽しんでるのもよきなんですが、悪魔なのに優しく弱い少女でもあるというギャップが素晴らしかったです。深まっていく皆無と璃々栖の関係性が好き。あとパパも好き。
お話としては、やはり終盤が熱かったなと。エグいほど絶望的な状況の連続から、璃々栖の悲願である腕の真相について明かされ迎えるラストが面白かったです。2人の今後も読みたい!