1巻まで刊行
1巻感想
たまたま生徒会長八重樫唯（やえがしゆい）の秘密を知ってしまった高校二年生の花城夏彦（はなしろなつひこ）彼女の秘密を守るため生徒会雑用担当になった彼は、幼なじみの空手つよつよ女子一ノ瀬ひより、しっかりものの年上副会長紫藤アリス、寡黙なミステリアス後輩女子双葉椿姫（ふたばつばき）と共に唯を支えていく。なにかしらウラを持った女の子たちと、女の子至上主義な主人公夏彦の学園ラブコメ！
主人公のスタンスにとても共感できて、終始楽しかった！あ、ノーパン連呼とかじゃないですよ。
実はポンコツな生徒会長、会長を支える副会長、色々と強い幼なじみ、口数少なめ後輩に囲まれた生徒会とクラスのアイドル的なギャルも加えたラブコメ、楽しかったです。ヒロインたちと主人公夏彦、みんなのウラと個性が1巻にギュギュっと詰まってて良かった。
女の子全肯定な夏彦の言動が好き。その女の子第一主義を最初はコメディ要素として出てきて、後にそうなった理由を語ってくるのはズルいと思うんですよね。優しさからなんだけど、優しさでその方向に爆走できちゃうのが凄い男の子だなと。
天然ポンコツ生徒会長唯と葛藤を抱える副会長アリスの友情もよかった。アリスさんの見た目がめちゃくちゃ好みです、ありがとうございます。なにより、幼なじみですよ！この幼なじみなら勝てる！！（え）恋敵へしっかり強めの牽制をしながら、見せてくるウラがアレって強すぎないか。普段は一見暴力系ヒロインなんですが、夏彦自身構ってもらえてすごく喜んでる＋教育的指導で理不尽さが少なく嫌悪感は全くありませんでした。むしろデレが強烈すぎて正妻っぽさが凄まじかった。後輩の椿姫ちゃんは、これからもっと可愛さが出てくるのかなと思うと楽しみですね。
ギャルで一番表裏が激しいルミちゃんは、他の女の子とどう接していくのか。なにより夏彦のウラはどうなっていくのか。続きも楽しみ！
