実力主義の異能学園で、嘘と詐欺を駆使し頂点を目指すお話
- 異能力者が絶対的な力を持つ世界
- 全国からエリート異能力者を集めて競わせる学園が舞台
- 嘘と詐欺でのし上がる主人公
- 天才的な演技の才能を持つヒロイン
- 無能力者の二人が共闘して、凄まじい力を持つ異能力者と戦う熱さ
現在1巻まで刊行
1巻感想
騙し騙され。
エリートが集まるハイベルク国立特異能力者養成学校に、異能なんてないのに入学できた詐欺師ジンのお話。大きな秘密を抱えたエリート少女ニーナも、もう1人の主人公だと感じました。
普段は喧嘩っぽいじゃれあいをする二人ですが、詐欺と演技で共闘している時は雰囲気がガラリと変わるのもよかったですね。
主人公ジンは息をするように嘘をつく男の子ですね。そのバックボーンが見えた時に彼の人間らしさを垣間見れて、物語の面白さが増しました。なんだかんだ優しいところもポイント高い。
ニーナは、通常時の普通に善良で少し残念な女の子な時と、演技時の豹変っぷりが鳥肌ものでした。
二人の関係性が深まり、今後どうなっていくのか楽しみです。