生まれ変わったら弟子が不老不死の呪いにかかっていたので会いに行く!から始まるお話
- 前世でお互いを想いながらも、悲劇から結ばれなかった2人が主人公
- 主人公は優しく芯の強い女の子
- お相手の弟子は、美青年で長年の執着こじらせさん
- 前世の因縁は周りの人たちにも
現在2巻まで刊行
1巻感想
遠回りして、やっとやっと!
祝福の魔女アリシアが弟子ヴィンセントに殺され、生まれ変わったらヴィンセントが不老不死の呪いにかかっていたので会いに行く!から始まるお話。
面白かったです。前世の最後がアレだったために、ヴィンセントのこじらせ具合が、かなり激しかったなぁ。
対するアリシアは、優しくて少し抜けていて可愛かったです。ふわふわしていながら、芯の強さを持っていましたね。
メイン二人ももちろん好きなのですが、番外編のアダムとヴァネッサそれぞれ視点の過去と今、その狂おしいほどの愛と切なさに胸を打たれました。
2巻感想
ヴィンセントよかったね……!!
前世の記憶から『祝福の魔女』を憎む男の子との出会いから始まる2巻。ヴィンセントがアリシアから愛の告白をしてもらえるまでの2巻でもあるかな。
ヴィンセントの過保護が加速していました、よきよき。アリシアは、すごく明るくなったなぁと。
今回新しく登場したケビンは、妙にアリシアと息が合っていて面白かったです。緊迫してるはずの状況で、ゴリラになるかどうかを真剣に話し合うとか(笑)ゴリラになる決意をするアリシアを止めてくれてありがとう。まぁ、そうなってもヴィンセントはアリシアならOKだろうけども。
そして番外編で、遠い昔の姉と弟の約束、そしてやっとそれが叶ったところで胸がぎゅっとなりました。この姉弟には前世の分まで幸せになってほしいです。