ラノベ雑記

江本マシメサさん案内

こんにちは!サキイカスルメです。

好きな作家さんの作品まとめを始めます!

初回の今回は江本マシメサさんです。

小説家になろうからの書籍化が多く、一ヶ月に一冊は新刊が出ているんじゃないかというハイペース刊行で人気の作家さん。ラノベ・新文芸からライト文芸まで色々なレーベルから幅広く出版されています。

女性向けのものが多く、美味しそうな食べ物の描写や、登場人物に自然と生きる人たちや強い女性(精神・身体)が多いのが特徴かなと。

以下、私が読んだ本の感想をまとめてます。シリーズものは1巻の感想のみです。いつかコンプリートしたいです。

作品感想

北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし

表紙から男女逆だと思ってたので、読んでびっくり(おい)

お嫁さん探しをしていたリツがカッコいい軍人女性ジークに一目惚れしてプロポーズし、一年間のお試し婚を条件に一緒に暮らし始めるお話。

どんどんジーク大好きになっていくリツと、女の子扱いされて戸惑いつつもリツに惹かれていくジークの二人が可愛かったです。女の子のファンクラブが出来ちゃうくらい 凛々しいジークが、リツにだけは女の子らしい部分を見せたりするのがたまらなくて、ギャップ萌えですね、うん。ほわほわしつつも、逞しさと強さを持つリツもよかったですね。面白かった

公爵様と仲良くなるだけの簡単なお仕事

馬マスク大活躍!(笑)

貧乏で働き詰めだった令嬢ユードラが、美形を見ながら仕事したいと言ったら舞い込んできたのは超絶人見知りの旦那様のお世話係でしたというお話。

旦那様の人見知りも酷いですが、ユードラの旦那様の心を開こう大作戦もぶっ飛んでるなぁ。馬のマスクて……更に相手にもマスクて……(笑)馬のマスクを被った二人が散歩とか想像すると酷い光景だよね。

楽しいラブコメでした。末永くお幸せに、なハッピーエンドに満足です。

長崎・オランダ坂の洋館カフェ シュガーロードと秘密の本

大人の本気を見た!

女子大生乙女が、偶然見つけた洋館カフェで無愛想なオーナーと出会い、雨の夜しか営業しない不思議なカフェで働くことになるお話。

面白かった。乙女ちゃんの可愛さと健気さね。不器用オーナーと純情乙女ちゃんの恋愛が気になって気になって。明らかな両片想いだったからね。

オーナーの秘密はわかってたけれど、乙女ちゃんとの将来図が斜め上だったのに驚きました。この人、本気だ……と(笑)

薬草園で喫茶店を開きます!

癒され空間。

菓子職人として働く中で、自分の理想と現実に悩んでいた優奈が、本来生まれるはずだった異世界へトリップしてしまい優しい人達と理想の仕事に出会うお話。

シュトラエルさんの癒し系おばあちゃんっぷりが、よかったです。優奈もいい子だし、アオローラはマスコット感があって面白いし、ヴィリハルトは不憫面白かった(え)

あの情報だけだったら優奈が勘違いしちゃうのは、仕方ないと思うなぁ。ヒーローから純情弄ばれた!的な言葉がでるのが斬新でしたね(笑)

エノク第二部隊の遠征ごはん

ベルリー副隊長の添い寝イラストの破壊力(笑)誰よりもイケメンです。

少人数部隊エノク第二部隊に配属されたリスリス衛生兵が、遠征先でも美味しいごはんを食べれるよう頑張るお話。

面白かったです。メルが名前の響きからなにから可愛いです。お茶目さんだなぁ、と。女の子主人公ですが、恋愛ではなくご飯と仕事にひた走るのもメルらしくてよかったです。ザラさんは捕獲作戦を順調に進めてるけれどね。

他のメンバーも、山賊隊長にボーイッシュ副隊長、無口で心優しい獣人さん、少年らしい隊員と個性派揃いで楽しかったです。

タイガの森の狩り暮らし~契約夫婦の東欧ごはん~

ああ、もうニヤニヤする!

絶世の美女で凄腕の狩人オリガが、逃げてきた貴族の少年ミハイルを拾い夫婦になることにするお話。

最初はぎこちない2人が、仲良くなって夫婦になっていく姿が微笑ましいです。江本さんの北欧貴族と~好きには、ぜひおススメしたいですね。ミハイルが、オリガに子ども扱いされること気にしていたり、言葉使いが荒かったりとちゃんと男の子していて、よかったです。オリガは、大好きな中身の可愛い迫力美人でした。出生の秘密があったりしますが、このままほのぼのした二人の生活を眺めていたいです。

炎の神子様は大精霊ではございません

鼠妖精たちに囲まれて暮らすとかどんな天国か。

教会で男装で炎の神子として暮らしていたエルフリーデが、意味不明な嫌疑で処刑されそうになった寸前に、炎の大精霊として召喚されるお話。

鼠妖精可愛い、チュチュ可愛い。天然たらしエルフリーデも可愛かったです。優しい子だよね。男装はしてるものの変に男ぶらず自然体というのがまた(笑)マッスル妖精のインパクトは強かったですね。

アルフレートは苦労性王子という印象が強すぎて、イケメン感が少な目ではあります。エルフリーデとの相性的にも、そっちの方がよいだろうなとは思いました。

エルフ公爵は呪われ令嬢をイヤイヤ娶る

公爵メロメロじゃないか。

猫大好き、女性大嫌いの公爵ハイドランジアが、縁組みに辟易して10年前に婚約していたヴィオレットと結婚したら、妻には猫になる呪いがあってというお話。

面白かった。なにがって、公爵の変わりっぷりが(笑)どこかずれているヴィオレットは、ひたすらに可愛かったです。相当な辛い思いをしてきただろうに、まっすぐな子に育ちましたね。公爵はガンガン振り回されればよいと思います、はい。

異世界パン屋さん 騎士様に魔法のパンを食べさせるお仕事です!?

江本さんの妖精さんは、シンプル系可愛いorマッチョオネエなのかな(笑)

前世パン屋のユッテが、ある才能が開花して魔法のパンを作り出したら、魔法騎士になつかれたお話。

江本さんのカップルの中では、かなり甘い方なんじゃないかな。リヒャルトのユッテ依存っぷりが、激しいです。ユッテがしっかりとした母性力のあるいい子なので、お姉さんと幼児に見えることも(笑)可愛らしい二人で好きですね。師匠や妖精さんたち、きつめの同僚女子たちも、よかったです。

『王の菜園』の騎士と、『野菜』のお嬢様

表紙の光景が可愛いうさぎ捕まえた!ではなくて、お前をミートパイにしてやろうか!という(笑)大好きですわー。

王の菜園の騎士コンスタンタンと、畑作業大好き令嬢アンの出会いのお話。

すごーくお似合いだしお互いを好ましく思っている二人なのに、本人たちの残念さからくっつかないじれじれです。いいぞ、もっとやれ。コンスタンタンの真面目過ぎすところや、アンの猪突猛進ながら可愛らしさは損なわないところが好きですね。江本さんといえばな、美味しそうな料理もたくさんあります。面白かったです。

詳しくは→『『王の菜園』の騎士と、『野菜』のお嬢様』案内

皇妃エリザベートのしくじり人生やりなおし

人は学ぶことで変われる。そして悲劇に満ちた人生さえも変えていく。

オーストリアの皇妃として大切な人たちの死や、夫や姑への不満、最後は暗殺者によって殺されたシシィが、少女に戻り人生をやり直すお話。

悲劇を繰り返さないために必死に勉強することで、1回目の時はただの嫁いびりだと思っていた姑ゾフィーの想いを知ることができたのが印象的。同じ行動でも、見方が変われば感じ方も変わってくるよね。フランツィは、1回目の時だってシシィを愛してたけれど、表現の仕方が不器用すぎたんだろうなぁ。2回目は素晴らしいスパダリっぷりでした。

フルーツパーラー『宝石果店』の憂鬱

守屋さんと里菜ちゃんが可愛いお似合いカップルすぎて、もう!

フリーのネイリストとして働く里菜が、たまたま見つけたフルーツパーラーで店主守屋と出会い、周りで起こるトラブル解決を手伝ってもらったりするお話。

里菜ちゃんの真っすぐさと優しさが、すごく好きですね。不器用なのは自覚していて、それでも最善を尽くそうと努力していて。そんな里菜ちゃんを放っておけなくなった守屋さんは、スペック高いけどなんだか可愛い男性でしたね、本当素晴らしい組み合わせの二人でした。

少女と猫とお人好しダークエルフの魔石工房

みんな可愛い。

ずっと森の中で暮らしていたエルが、師匠を亡くしたことから帰ってこないお父さん探しへ、猫精霊ヨヨと旅立ち始まるお話。

主人公エルはじめ、猫精霊ヨヨもウサギぬいぐるみネージュも、もちもち火竜プロクスも、お人よしダークエルフイングリットも、仲間になっていくみんな可愛いという。あ、剣は除きます、ええ。大人びているようで少女な部分もあるエルの旅は、過酷で、信じられる大人のイングリットに出会えて安堵しました。

詳しくは→『少女と猫とお人好しダークエルフの魔石工房』案内

神様こどもと狛犬男子のもふもふカフェ~みんなのお悩み祓います!~

表紙にいない鷹司さん大好きなんですが、これは。

東京でパティシエールをしていた花乃が、亡くなった祖母の家を守るために帰郷したら神様たちがカフェをしていたお話。

神様たちとの家族みたいなほのぼの関係も好きですが、途中からでてきた鷹司さんの俺様おせっかい残念お茶目っぷりが好きすぎました。セルフツッコミがうまいよね(笑)花乃ちゃんは、どこかずっと辛そうだったので、温かな結末でよかったです。

転生したら、モブでした(涙)~死亡フラグを回避するため、薬師になります~

女の子の友情が濃いめ!

ある日、前世で好きだった乙女ゲームのモブキャラに転生していたことに気づいた令嬢グレーテが、死の運命から助かるために頑張るお話。

人格としては、前世ではなく今世のグレーテがメインなので、受け入れやすかったです。ゲームでの悪役令嬢やヒロインとの、友情がよい。本筋である昔の事件が、シリアスなので、癒されました。ローデンヴァルト先生との恋愛は、あっさりめかな。中盤からいい夫婦感ありましたからね。

フェンリル騎士隊のたぐいまれなるモフモフ事情 ~異動先の上司が犬でした~

テンション上がって謎発言しちゃうヒーローとか、面白可愛いなぁ、もう。

幼い時に両親を亡くし、天涯孤独で王立騎士団の魔法兵として働くメロディアと、魔女の呪いによって見た目はもふもふ、中身は成人男性なディートリヒのお話。

わんこ、可愛いよわんこ。メロディアわんこも、ディートリヒわんこも可愛かったです。ディートリヒは、最初の一言から江本さんのヒーローには珍しい俺様タイプかな?と思ったら、そんなことはなかった(笑)いい意味でね、いい意味で!メロディアもミリー隊長も、かっこいいのに可愛くて大好きです。

お金大好き魔女ですが、あまあま旦那様にほだされそうです

ユースディアの可愛さよ。

偏見から迫害されがちな闇魔法使いのユースディアと、死の呪い持ちの公爵アロイスのお話。

面白かった!アロイスが最初から好意200%状態なので、元々優しく甘めな人なのかと思っていたら、そんなことはなかった(笑)ユースディア以外には、全力で厳しかったですね。ユースディアは、人と交流が少なかったことからお金信仰といいつつも、優しさがにじみ出ていて可愛かったです。いい子だから押してくるアロイスに流されがちというね。

身代わり伯爵令嬢だけれど、婚約者代理はご勘弁!

おっちょこちょいでお人よし、私は好きよ。

アメルン伯爵家分家に生まれたミラベルが、見た目はそっくりな本家従姉アナベルと入れ替わり、アナベルの婚約者デュワリエ公爵メロメロ作戦で本当に好かれてしまうお話。

隣の芝生は青いよね。抜けてるミラベルが可愛かったです。公爵はミラベル大好きっぷりが微笑ましいですね、大型ワンコ感あるなと。ミラベルのほんわか馬好き家族や、ツンデレアナベルも好きだなぁ。

七十二候ノ国の後宮薬膳医: 見習い陶仙女ですが、もふもふ達とお妃様の問題を解決します

おいしそう!

見習い仙女桃香が、お店を失って途方に暮れていたら、美形の常連さん伊鞘に助けられ、体調不良な後宮の妃たちを治療するために契約結婚するお話。

人間ではない桃香は、少しズレているところもあり、それがまた可愛らしかったです。伊鞘さんも天然だから、かなりのぽわぽわ夫婦でした。金ちゃんのツッコミが必須だなと(笑)まさかの名づけをされたワンコひーちゃんもよかったです。桃香の作る料理が、全部おいしそうだったなぁ。

豆腐料理のおいしい、豆だぬきのお宿

つばさちゃんの天使っぷりよ。

おいしいご飯とあやかし兄妹、そして宿でのお仕事のお話。

和食メインで、食べ物がとってもおいしそうでした。おいしいご飯と優しいあやかしたちにゆっくりと癒されていく、温かい雰囲気が好きですね。なにより、つばさちゃんが可愛くて!たぬき姿も、健気なところやお兄ちゃん思いな妹なところも、すべてが可愛かったなぁ。海月は頑張り屋で真っすぐな女性でよかったです。田貫は、ザ・優しいお兄さんという感じ。恋愛に本気モードになったら、なかなか押しが強そうでもありましたね。

詳しくは→『豆腐料理のおいしい、豆だぬきのお宿』案内

帝都あやかし屋敷の契約花嫁

強い女の子は好きですか?

両親のために結婚相手を探すまりあが、どこかぼんやりとした男性装二郎と出会い始まるお話。

内容としては契約結婚から、恋愛とあやかしバトルな感じですね。主人公まりあは、強くたくましい女性です。好き。健脚と瞳が素敵だよーなんて、のほほんとしてる装二郎と相性バッチリだなぁと。装二郎はどこか不思議な人という印象から、ぽわぽわ旦那さまへと変わっていきました(笑)嘘をよく言うお茶目カワウソさんや、ツンツン猫、まりあに懐きまくってるもふもふあやかしも可愛かったです。

詳しくは→『帝都あやかし屋敷の契約花嫁』案内

成金商家物語 ~ツンデレおじさんは美人な年下女性をイヤイヤ娶る~

おじさんが凄くヒロイン。

成金で悪い噂がたくさんあるアルフォンソと、彼の四人目の妻になった元騎士な美人妻メルセデスのお話。

おもしろかったです。歪な関係性の夫婦が、少しずつ関係を深めていくラブストーリーでもあり、大きなトラウマを持つ不幸な男性が幸せになるお話でもありますね。主人公アルフォンソはツンデレ、というか極度の人間不信+言葉足らずな優しい男の人という印象ですね。そして王子様ポジションな妻のメルセデスは、真っすぐな言動がカッコいい女性でした。夫をお姫様抱っこする妻は強い。

詳しくは→『成金商家物語~ツンデレおじさんは美人な年下女性をイヤイヤ娶る~』案内

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