現在1巻まで刊行
1巻感想
魔法によって故郷も家族も失った少年エイト。そんな彼が弟子入りした世界一の大魔法使いレイミア。初めての弟子を可愛がりたい師匠レイミアと、彼女を尊敬し頑張って修行をするエイトの溺愛コメディファンタジー。
キャラの楽しさがいっぱい!!
主人公エイトと師匠の大魔法使いレイミアの関係性が、とても良きおねショタでした。好き。エイトのショタの才能とレイミアのポンコツお姉さんパワーが合わさって、素晴らしいおねショタパワーを発揮していました。
三人称で、それぞれの心情が()形式で表現されてるのが特徴かなと。メインの2人だけでなく、他の登場人物もキャラが濃くて楽しかったです。エイトは素直でよく気が付く優しい男の子だけど、天然なところもあり塩梅のいい鈍さも持っているなと感じました。レイミアとの斜め上なすれ違いが面白いのでね。レイミアは全知全能に近い何でもできる大魔法使いなのに、エイト関連になると想いが暴走してポンコツ化するのが面白く可愛かったです。あとあと、七賢の一人であり生命の国の女王でもあるリザが好き!彼女はヒロインのポジションではないんですが、すごくいいキャラしてました。意地悪しようとして自分でピンチに陥って助けられたり、強いものには巻かれろ精神だったり、色々と残念すぎるのに、なんだか憎めない魅力があるんだよなぁ(笑)
2人だけの修行から学園編となり、最終的にはバトルと場面替わりも多かったけれど、違和感は全くなくむしろ面白かった。かなり大きな伏線が出てきて終わったので続きも楽しみです。フラグを立てまくっているエイトはどうなるんでしょうね。