こんにちは!サキイカスルメです。
10月を振り返ると、カドカワBOOKSさん6周年のお祝い&お薦めコメントに参加させいただけたのが嬉しかったですね。カドカワBOOKS作品書き下ろしSSやキャンペーンなどもありますよ→カドカワBOOKS6周年特設ページ
あとはニコカド祭りが印象的。私は電子書籍BOOK☆WALKERユーザーなのですが、すごくお得に買えて嬉しいイベントでした。
では、毎月の読書まとめやってまいりましょう!
2021年10月
- 読了本:19冊
- 読了ページ:5,592ページ
作品ピックアップ語り
ファミ通文庫の新作「友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺は一体どうすればいいんだろう」主人公もヒロインもピュアピュアなラブコメでとても楽しかったです。
主人公が本当に箱に入ってる「引きこもり箱入令嬢の婚約」は、イラストの素晴らしさもあるので、書籍でもぜひ読んでほしい作品。
スニーカー文庫の新作「宅録ぼっちのおれが、あの天才美少女のゴーストライターになるなんて。」は、音楽、そして楽しい仲間たちとの青春が楽しめる続きが楽しみな作品でした。
大好きなシリーズ「サイレント・ウィッチ」の2巻もすっごく面白かったです!「ホヅミ先生と茉莉くんと」の3巻も素晴らしかったなぁ。
ファンタジア文庫の新作「クールな月城さんは俺にだけデレ可愛い」も恋人よりも友情な男女の仲良しが微笑ましい素敵なお話でよかったです。
新創刊GCN文庫の「霜月さんはモブが好き」は、ヒロインが繊細でお姉さんぶるポンコツさんと好みでしかない女の子で面白かったです。
他にも面白いものばかりでした!
以下、10月分のTwitterで出した読了感想まとめです。気になったものがあったら、詳しくブログ記事で書いてる作品もあるので、そちらも参考にしてみてください。
Twitterまとめ
女の子の一途な片想いと、ピュアピュアラブコメが楽しかった!最初から明らかに主人公のことが好きなんだろうなぁというヒロインのかわいさよ。 ヒロイン目線も多くて、面白かったです。一生懸命にアピールしてる健気さがかわいらしかったなぁ。主人公の優しさもよく、ほのぼのした雰囲気の二人に癒されました。 ほんわかした微笑ましいラブコメで好きですね。
ブログ記事→『友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺は一体どうすればいいんだろう』案内
ひっそりと佇む謎の箱。興味を持った第二王子サイフォンが思わず触れるとそこからは可憐な女性の声が聞こえてきて……? 表紙の箱入り(物理)っぷりに惹かれました。おもしろかった!コメディっぽい部分もありますが、基本は女の子主人公の婚約ラブストーリーですね。色々考えてしまう故、人前へ出るのが苦手な主人公に共感しました。そんな彼女が、王子のためなら嫌なことも頑張る姿もよかった。 表紙も挿絵も素晴しかったです。 特に主人公の笑顔アップは神々しささえ感じました。
ブログ記事→『引きこもり箱入令嬢の婚約』案内
宅録で作曲し続けてきたボッチ高校生が、同級生で憧れのシンガーソングライターamaneから頼みごとをされ始まるお話。 高校生たちですから、時にぶつかりながらお話が進んでいくんですがそれがよかったですねぇ。 ちょっとした気持ちのすれ違いでお互いに傷ついて、それでも本心を真っすぐ伝える勇気を持った主人公がカッコよかった。 ヒロインたちは、みんな素敵かわいい! それぞれの想いが繋がった最後の展開に、胸がいっぱいになりました。
ブログ記事→『宅録ぼっちのおれが、あの天才美少女のゴーストライターになるなんて。』案内
死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎の出会いの泣き女殺人、呪いの水鏡荘殺人、女子高生連続殺人、そしてその間に起き続けていた不穏な連続殺人事件解決まで。 面白かった!事件は全て殺人事件のガッツリミステリー。イケメン作家と、お人形さん系美少女(少しドジっ子)の組み合わせもよかったです。色々と自分なりに考えながら、読んでいくのが楽しかったー! すべてが、伏線。そう、すべてが伏線なの! 一気読みしちゃう物語でした。
お友達もでき始めたヒロイン小雪が主人公直哉とプールに行ったり、ライバル登場に焦ったり、「毒舌」になった過去と向き合ったりな2巻。 面白いし激甘でした!好き!チート級な察しのよさの直哉も相変わらずで、仲良しな二人に和みました。 過去の出来事と向き合って、今度は違う行動と答えを出していくのも素晴しかった。全体を通して、小雪の精神的な成長を感じた2巻でした。
ブログ記事→『やたらと察しのいい俺は、毒舌クーデレ美少女の小さなデレも見逃さずにぐいぐいいく』案内
王子の極秘護衛任務中の〈沈黙の魔女〉モニカ。休日のお出かけ先での新たな出会い、ダンスやお茶会の授業で四苦八苦、最後はまた王子に危機が迫る2巻。 盛りだくさんで、ずっと面白かったー!お出かけやお茶会でのラナ・モニカコンビの可愛さよ。不器用な二人の友情が尊い。イザベルのノリノリ悪役令嬢練習の本領発揮や、止まらない副会長の過保護化も面白かった。少しずつ変わってきたモニカと周りの今後も楽しみです。
ブログ記事→『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』案内
情に厚くて優しい吸血鬼セレンが繰り返す出会いと別れの物語。 短編連作形式で読みやすかったです。終わりかけの世界を旅するって、なんでこんなに魅力的なんだろうなぁ。 主人公セレンはヒトではない存在ですが泣いたり笑ったり感情表現が豊かで、感情移入しやすかったです。 その一方でヒトではない存在だからこそ持つ長く生きることの切なさ、ヒトへの憧れや親愛がお話のそこかしこに溢れていたのもよかった。
コミカライズ騒動が終わり、季節は夏へ。海や夏祭りへ遊びに行ったり、みんなで楽しい想い出作り、そして夏の出版社イベントへ!な3巻。 エモエモのエモ! ポンコツさんがハレルヤ先生からの助言で恋する乙女として頑張るの可愛いけれど、やっぱりポンコツだった(笑)今までに積み重ねてきた色々な人との絆、作者と読者としての想いが爆発したイベントも素晴らしく胸アツでした。穏やかで賑やかな愛すべき日常を過ごすホヅミ先生と茉莉ちゃんの今後を、もっと読みたいです。
ブログ記事→『ホヅミ先生と茉莉くんと。』案内
魔王ケンゴーが、戦い好き魔将たちへ三カ国を同時に無血攻略させるゲームを提案、サ藤・マモ代・ベル原で競い合うことになる4巻。表紙はベル乃ですが、サ藤回です(笑)敬愛するケンゴーの前では可愛い弟分しかし、一番キレやすい彼の成長がメイン。リモーネは、精神的に強く理知的な女の子で、教育係にはうってつけでしたね。人間を見下していたサ藤が、リモーネのために初めて守る戦いに挑むのもよくて。末永く仲良しコンビしてほしい。過保護魔王ケンゴーもよかったです。
「死の森の魔女」ことリコリスのもとへ、魔女が現れ依頼かと着いていったら、そこには初恋相手で宿敵のレナルドがいて始まる2巻。やっぱり諸悪の根源はレナルド(笑)相変わらずの憎まれ口を叩きながらも、誰より優しい魔女リコリスが可愛かったです。今回はリコリスにとって大切な家族、使い魔ノアの得体の知れなさが印象的。王兄ゼルクトラもリコリスへの想いが愛のような執着のような何かになってきてるし。レナルドはわかりやすい歪んだ愛の人だけど、ノアもゼルクトラもヤバそうよ……?
ブログ記事→『死の森の魔女は愛を知らない』案内
学校で『告げ口姫』と噂される女子高生サトミと実はAIロボットの転入生シオンの青春と歌と幸せのお話。 主人子はサトミではありますが、幼なじみトウマ、アヤ・ゴッチャンカップル、柔道バカサンダー、そしてシオンと色々な人の視点で進んでいく映画も見てみたいと思えるノベライズかなと。「サトミ!いま、幸せ?」サトミの幸せのために、突飛な言動をするシオン。彼女の明るさと歌は、周りを幸せにしていくパワーがあって素敵でした。サトミとトウマの恋愛未満なもどかしさもよかったです。
恋心を自覚した二人が、夏休みで海へ行き、福引で当てた温泉旅行へ行き、そして関係を変化させる3巻。 海遊びまでの時点でもひたすらにイチャイチャしてて、いいぞもっとやれ!と思ってましたが、その後は糖度がどんどん増していって、どこまでいくのかと(笑) 主人公夏臣の優しさが素晴らしくて、甘さMAXでも爽やかなんだよなぁ。ユイは、ひたすらに可愛かったです。 旅行の一場面がとても美しくて、幸せで胸が詰まって泣きそうになることってあるんだなぁって。
異世界からやってきた皇女サラ、サラを拾った探偵鏑矢惣助、サラの後にやってきた女騎士リヴィアが中心の少し変わった人たちの群像劇。 面白かった!え?もう終わるの?と思うくらいあっという間の感覚でした。異世界人が現代で生きる世知辛さもコメディで楽しく読めました。リヴィアの新興宗教話が好き(笑)サラと惣助の探偵サイドもいいんですが、ポンコツだけど強いホームレス女騎士リヴィアがツボです。登場人物が増え、関係性が深くなるとより面白くなっていくお話だと思うので、続きも楽しみ!
ブログ記事→『変人のサラダボウル』案内
男子高生末久根悠が小学生の時まで仲が良かった美少女月城碧と、もう一度友達から始める1年間のお話。 おもしろかったー!主人公悠が両親と三人暮らしをしている家へ、ヒロイン碧がやってくる親も一緒のドキドキ同居生活が新鮮でした恋人未満な男女の無意識仲良しが微笑ましくて、幼なじみ要素もあり、大好き。普段は全方位不愛想なヒロインも、主人公にだけは心を許してるのが可愛かった。友達か恋人かは周りが決めるんじゃなくて、自分たちが決める。それがいいと思えるラストも素敵でした。
ブログ記事→『クールな月城さんは俺にだけデレ可愛い』案内
過保護お兄様とその親友で隣国の皇子イザークとの交流と、クレハ毒殺事件の犯人は誰なのかがメイン。 主人公呉葉がどんな時でも前向きで明るいので、辛い状況でも暗くならず読みやすかったです。思い切りのよさや腕っぷしの強さもよかった。 イザークが気持ちを自覚してこれから攻めていこう!というところで終わったので、今後の二人も読んでみたい。コメディキャラだったお兄様の最後のギャップにやられました。
仲良くしていた女の子たちが恋した相手竜崎龍馬の元へいってしまい、自分はモブキャラなんだとぼんやり日常を過ごしていた中山幸太郎。そんな彼が竜崎の幼なじみ霜月しほに懐かれて始まるお話。 おもしろかったー!自信を失くしていた男の子がたった一人の女の子の主人公になるため頑張るのが熱くてよかったです。霜月がめちゃくちゃに好みなヒロインで大好きです。繊細でお姉さんぶるポンコツさん、可愛すぎる。主人公幸太郎は、霜月と接することで、どんどんカッコよくなっていったのが印象的でした。
ブログ記事→『霜月さんはモブが好き』案内
下巻では、新婚旅行や花嫁衣裳、家族になって過ごす春夏秋冬、イヴァンとアニャの仲良しさ、そして父マクシミリニャンと祖母のようなツヴェートが加わったことでより家族としてのお話にもなってたのかなと。 癒しのかたまり!ほのぼの幸せな家族の山暮らし生活が読めて大満足です。 勇ましい女性陣とかわいらしい男性陣の構図がすごく好き。上巻では辛い境遇からどこか影のあったイヴァンが、本来の素直さと朗らかな優しさで幸せそうにしていて嬉しかったなぁ。
ブログ記事→『養蜂家と蜜薬師の花嫁』案内
十八歳までに運命の女性に出会わないと死ぬという呪い持ちなのに、ヤンデレを引き寄せる女難体質とすぐ事件に巻き込まれる探偵体質で日常が物騒な真丘陸のお話。 面白かった!ガチ殺人事件も発生します。こんな体質でも引きこもらず、学校に通ってるの本当に偉い。 主人公陸は推理力もあるし、委員活動でも細やかな配慮をしまくってて、かなり能力値の高い男の子かなと。周りはクセの強い女子ばかりですが、幼なじみの男装女子ユキが陸に対して独占欲のようなものが見え隠れしてるのよかった。
ブログ記事→『迷探偵の条件』案内
義父ランベルトの再婚話にショックを受けて家出したユリアーナ、ただパーティの中にどうもランベルトと同じ魔力を持つ人物がいて……?から始まる2巻。 相変わらずの残念仲良し父娘が、ところどころでシリアスをぶち壊してたの好き。離れちゃうのかなと思ったら、全然離れない(笑) ユリアーナの義父大好きっぷりに磨きがかかってきた感じですね。ランベルトは、どちらにしろユリアーナ至上主義だから。 周りの愉快な仲間たちも好きです。