こんにちは!サキイカスルメです。
2022年10月
- 読了本:16冊
- 読了ページ:4,838ページ
全体感想
10月もあまり読めませんでしたね……。年末に追い上げられるはず、たぶん。
新作のイチオシは「君と一緒にごはんが食べたい」「小国の侯爵令嬢は敵国にて覚醒する」「魔女の婚姻 偽花嫁と冷酷騎士の初恋」「#推しが幸せならOKです」です。
シリーズものは読んだもの全部よかったからなぁ……。初の短編集としてかなり面白かった「サイレント・ウィッチ IV -after-」、エモさ全開で完結の雰囲気も感じた「隣の席の元アイドルは、俺のプロデュースがないと生きていけない」がインパクトありました。
10月は、夏鎖さん主催の最強の新作を決めるスペースや久利大也さんのネタバレ感想配信など参加させてもらいました。どちらも楽しくて貴重な体験でしたね。また機会があれば、どんどん参加していきたいです。
よっちさんのスペースはもちろん、カナタさんをお呼びした自主開催スペースもやったりと、なかなか精力的だったのでは。
あとはイカ系ラノベ読みVtuberになります!発表ですね。温かいコメントやいいね、とても嬉しかったです。デビュー予定は来年春と、まだ先ですが少しずつラノベ読みの皆さまに慣れていただこうということで早めの準備に入りました。今後もよろしくお願いします!
以下、Twitterで出した読了感想まとめです。気になったものがあったら、詳しくブログ記事で書いてるのもあるので、そちらも参考にしてみてください。
まとめ
性別なんて関係なく親友だった相手を、高校生になってから好きになってしまったら?
そんなの難易度高いに決まってるじゃない!な両片思いラブコメですね。
男女両視点で進んでいきます。
ほぼ同じようなことを考えてるのに、それぞれで空回りし続ける2人が可愛かったです。
噂話肯定作戦の大失敗っぷりとか、ひどくて面白かった(笑)
後半のあと一歩踏み込めなかった理由が明かされ、主人公陸が走り出す青春らしい展開もよかったです。
面白かった。
あらすじの絶望感から勝手に読みずらそうなイメージを持っていましたが、主人公の語りが軽妙で読みやすかったです。
試練と悲劇が降りかかる人間に厳しい物語なので、好みは分かれそうかなとは思いました。
魔王子として力をつけていく過程で、守りたい人を守れない辛さ、親しくなっていきそうな魔族も全てを欺かなければいけない重圧がね、すごいんですよ。
どうしようもなく勇者なんだよなぁ……。
時に弱りながらも懸命に進む主人公がよかったです。
続きも楽しみ。
面白かった!!
1巻から更に、鈴と黒沢ちゃんの過去を深堀りし救っていく2巻でしたね。
鈴の問題のところでの黒沢ちゃんが、正義の黒沢本領発揮でよかった。味方がいる彼女は強い!
キラの名前呼びモダモダもいい。キラ視点になると、ラブコメっていう感じがしてほのぼのします。
茂中先輩含め、規格外の人が多いから……。
そして私の推しヒロイン黒沢ちゃんですよ!
元親友の話は、彼女の危うさが弱点になりそれを颯爽と助ける茂中先輩がカッコよかった。
続きも楽しみです。
詳しくはブログ記事→「問題児の私たちを変えたのは、同じクラスの茂中先輩」案内
恋愛も部活も青春も全部盛りで面白かったです!
メイン2人の不器用すぎるほどの真っすぐさ、挫折や逃げも経験し、周りからのサポートによって乗り越えていく熱さが素晴らしかった。
ヒロイン瀬尾ちゃんは、大天使級の可愛さ。
清らか天然美少女は最強です。
あとはマネージャーの美優ちゃんがめちゃくちゃいい子!
複雑な想いを抱えながらも育む、瀬尾ちゃんとの友情が美味しかったです。
主人公たちが追い詰められ胸が苦しくなる部分もありましたが、そこから立ち上がって自分らしく進んでいく姿が眩しい素敵な青春物語でした。
詳しくはブログ記事→「君と一緒にごはんが食べたい」案内
数学で育む恋と友情、絆の物語。
数学がチンプンカンプンな私でも、面白かったです。もちろん、数学がわかる方はもっと楽しめると思います。
主人公数馬と同級生だけどお姉さんっぽい有理のラブコメとしてもよかったけれど、数学の神様環と天才掛谷圏の関係性がめちゃくちゃ好みなんですがこれは。
途中の数学勉強パートがわからなすぎて呪文にしか思えなく少し辛かった部分が……。
まぁ、これは私の残念さのせいですね。
最後の盛り上がりが良く、読んでよかったと思える作品でした。始まりと終わりが素敵!
面白かった!
味方は侍女人のみの四面楚歌な状況で、それでもそこで生きていくことを決めた女性が商才を発揮していくファンタジーですね。
土地で生きる人々との交流が面白く、じんわりと優しい雰囲気がよかったです。
主人公ベルティーヌが好き。やり返すのではなくて、自分の道を強く生きていくことを決めて歩き出す姿がカッコいいんですよ。
セシリオとの関係性も大人の恋愛って感じでよかった。
上巻は南部連合国で生きるための足固めと、色々な人たちとの出会い。
下巻ではベルティーヌのやってきたことが花開き関わってきた人たちもそれぞれの幸せを見つけていく展開でした。
しっとりとした雰囲気のあるイラストもよかったです。
幸せな気持ちになれる素敵な作品で、読めてよかったです。
詳しくはブログ記事→「小国の侯爵令嬢は敵国にて覚醒する」案内
面白かった!
青少年ゆえの無自覚で強い願いが悪魔を引き寄せ、それを解決しようと奮闘する物語ですね。
ヒロイン衣緒花が、めちゃくちゃ良いんですよ。
自信満々な完璧少女と見せていて、実は孤独な女の子が懸命に虚勢をはって頑張ってるとか大好き。
少しずつ心を開くのも可愛かったです。
モデルという世界での天才と凡人の対比も描かれていて、凡人を自覚してるからこそ尋常じゃない努力をすり、姿がカッコよくて痺れました。
イラストも素晴らしくて、特に燃える衣緒花が鮮明で素敵。
続きも楽しみです!
良い……!!
宿敵の元へ令嬢と偽り嫁いだ魔女の少女が主人公ネリのファンタジーですね。
魔女・騎士・偽りの結婚と自分好みの要素満載ファンタジーを好きな作者さんが書くとか、最高でしかない。とっても面白かったです!
主人公ネリだけでなく騎士エルヴィンの視点も最初から多かったです。
変わりな令嬢へ無意識に心惹かれ、初めての恋に戸惑う様子が描かれるんですが、これが好みドンピシャで悶えながら読んでました。
無骨な青年が恋にテンパって振り回される展開大好きなんですよ。
欲を言えば、続きも読みたい!
詳しくはブログ記事→「魔女の婚姻 偽花嫁と冷酷騎士の初恋」案内
人見知り魔女と愛されたがり魔術師が台車で運ばれ、瀕死状態の登場スタートに笑いました。
さすが鬼畜眼鏡さん。
今回は各お話にメインコンビが1組設定されていました。組み合わせもこれまでで培われた関係性がしっかり反映されていて良いですね。
個人的には、やはり沈黙の魔女モニカ・頑張る悪役令嬢イザベルコンビが熱かった。
イザベルの悪役令嬢スキルが遺憾なく発揮されてたし、モニカ愛の強さも感じられる素晴らしきお話でした。
ラナもよかった!
面白く素敵な短編集でした。
詳しくはブログ記事→「サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと」案内
それぞれのファン視点+主人公美聖視点で進む推しとの恋愛ラブコメですね。
美聖は自身も超絶顔が良いのに、大好きな息吹を目の前にすると残念オタク化するのが面白かった。
その健気さにファンからもマネージャーからも恋を応援されてるの、本当愛され王子。
そんな可愛いラブコメの一方で、完璧に美しい女性アイドルとされている息吹のコンプレックスと苦悩も描かれていたのがよかったです。
不器用な女の子が大きいわんこな優しい男の子に救われる展開大好き!
本編後のお話も甘々幸せで、ニマニマが止まらない素晴らしさでした。
詳しくはブログ記事→「#推しが幸せならOKです」案内
面白かった!
冒頭から告白に返事をしたはずなのに、なぜかフラれた壮一と、なぜフッてしまったのかわからない咲の大混乱で始まり(笑)
両片想いが終わり、嬉し恥ずかしお付き合いが始まると思いきや、そうくるとは!
今回は本人に自覚のない難事件で、妹ちゃんの大活躍が大切なポイントでしたね。
咲の配信ノロケや壮一の想いと甘さは、むしろ加速していて、それもよかったです。
いつの間にか芽生えていた配信者としてのプライドを自覚し、それぞれ切磋琢磨しながら、一緒に未来を歩んでいけそうな物語のラストも素晴らしかったです。
詳しくはブログ記事→「恋は夜空をわたって」案内
いやぁ、情緒を揺さぶられすぎて読んだ後は少し放心してしまいました。
良き2巻!
1巻でどうなることかと思った激重感情ヒロインズが、こうなるとは……。
1巻ではアイドル限界オタクの側面が強く、ミルにも推しとして接していた委員長琴乃のヒロインっぷりが凄かったです。
持つ者、持たざる者どちらの苦悩も描かれてるのが好き。
フユねぇは、アイドル活動がいつの間にか自分の中で大きくなっていたことに気づいた後のライブ描写が圧倒的でした。
ミルと蓮の始まりなラストもよかった。
詳しくはブログ記事→「隣の席の元アイドルは、俺のプロデュースがないと生きていけない」案内
ヒロインアリサが犬耳メイドとして頑張りながら、主人公雪人たちと楽しく過ごすのを眺めるほのぼのラブコメかなと。
どこか孤独を感じていた女の子が家族以外でも、自分の居場所を見つけるお話。
主人公もヒロインも天然なので、延々ズレていく感じが可愛らしく面白かったです。
お姉さんやギャル嶋さんのツッコミも効いてた。
後半「いや、そうはならないよね」展開もあったけれど、膝枕撫でのところとかイラストと相乗効果で最高に好きなシーンもあったのでよき。
1巻から2年の時が経ったスタート。
クラウディアは美幼女から美少女へ、ノアは凛々しい美少年へ成長しつつありますね。
誰よりも強くなって主であり、最愛の相手クラウディアを守りたいと努力するノアがよかったです。
嫉妬や独占欲が抑えられなくなってるの良いよね!
今回は、別の国での呪い調査で事件ものの側面が強かったかな。
犯人には意外性がありながら、クラウディアの過去である伝説の魔女へ繋がっていて、弟子たちへ苦い想いを抱えるノアとの対比にもなっていてよかった。
続きも楽しみです!
詳しくはブログ記事→「虐げられた追放王女は、転生した伝説の魔女でした」案内
まずこの巻では、タイトルにある百合ゲームの百合要素はありません。
百合要素はありません。
大切なことだから、2回書きました。
他人同士だった主人公魁人と四姉妹が、少しずつ近づいてくのを見守るお話なのかなと。
私は、中二病ムードメーカーの千秋ちゃんが好きです。かわいい。
物語としては、まだまだ序盤で関係性を作ってる段階な印象。
仲良し四姉妹がわちゃわちゃしてるところや、シスコン長女のちょっと危ない(笑)言動が面白かったので、そういうのが好きな方におすすめです!