8巻まで刊行
1巻感想
自分のサイコロ運があまり良くないことを自覚し、スキル構成などに全力を注ぐ能力データマンチTRPGプレイヤーだった前世を持つ少年エーリヒ。異世界で転生時に授かったキャラビルドの権能を駆使し、どんな将来でも対応できるよう行動を始める。兄弟妹や父母、幼馴染の蜘蛛少女との交流をしながら過ごす子ども時代、彼はどんな成長をしていくのか。異世界TRPGファンタジー！
最初に文字説明の嵐＋TRPG用語多めなので、特に冒頭は主人公が何を言ってるか理解するのに時間がかかるかもしれません。TRPGたくさんやってる方は共通言語多そうで理解が早そう。TRPG超初心者な私は完全理解するのを諦めて、なんとなくわかる気がするで読み進め、慣れていきました。家族との関わりが増え始め、ヒロインが出てきたくらいで主人公の語り自体にも慣れて面白くなってきましたね。
自分の能力についてはTRPGのゲーム的な受け止め方もしつつ、異世界を今の自分の現実世界としっかり認識してる主人公が良かったです。周りの人達、特に家族への接し方がちゃんとしていたの好感度高い。基本は精神年齢高めで落ち着いてますが、時おり身体に引っ張られて少年っぽいところがあったのも微笑ましかった。
あとは、人外（下半身蜘蛛）ロリお姉さんヒロインが抜群に可愛かった！！可愛さの中に妖艶さもあるの最高だと思います。紳士でいようとしているのに、クラクラきちゃってる主人公との組み合わせがとても楽しかった。お兄ちゃん大好きブラコンになるべくしてなった妹ちゃんも可愛い！
続きも読んでいきます。
